
カンボジアに移住して8年目、人生で2回目の「犬に噛まれる事件」が発生しました。万が一噛まれてしまった時の応急処置や日系病院でのワクチン接種の流れ、現場でのリアルな対処法を体験談としてメモします。
帰宅途中の犬事件
友人との食事を終えて、帰宅中のこと。
夜遅くだったので、近道で通っている近所の家の門が閉められていて、2~3頭を飼っているもう一つの家の前を通らないと帰れませんでした。いつも吠えながら追いかけて来るものの噛まれるところまではいかず・・・
その日は、黒い大きめの服を着ていたからか、完全に犬から不審者認定されてしまい、ふくらはぎをパクっといかれました。丁度一犬歯分くらい。

噛まれた直後の応急処置と病院
私もアドレナリンが出ていて、ほとんど痛みを感じませんでしたが、調べると石けんと大量の水で15分くらい洗い流すと良いと書かれていたので、そのように処置。

私はたまたま消毒液がなかったので、使わなかったんですが、病院に行くと消毒液は使っちゃだめだよ。って言われました。
後々調べてみると、強い消毒液を直接塗ると傷口の組織を痛めてしまうことがあるため、まずは「水と石けんの泡でウイルスを物理的に外へ洗い流す」のが一番大切な処置だそう。
次の日の朝、急いで日系病院に注射をしに行きました。市内から少し離れていますが、日本語ができる現地スタッフもいるので安心です。犬に噛まれた経緯を説明し、すぐに注射を打ってもらいました。
- 破傷風ワクチン:計3回(当日 / 1ヶ月後 / 6ヶ月後)
※10年以内にワクチン打ってないなら、打つ必要があるそう。 - 狂犬病ワクチン:計5回(当日 / 3日後 / 1週間後 / 2週間後 / 1ヶ月後)
この2種類。病院から案内されるワクチン接種カード通りに通院すれば問題ありません。受付に「注射を打ちに来ました」と言って、このワクチン接種カードと診察カードを見せれば、対応してくれました。


飼い主との話し合い
大家さんに「あそこの犬に噛まれた」と話をしたら、大家さんがものすごく怒ってそのご近所さんに話をしてくれました。せめて病院代だけでも払わせたいと大家さんが頑張って話をつけてくれようとしてくれたけど、なかなか話が通じない・・・。
大家さんにも迷惑&ストレスなので、病院代は保険で降りたし、もうお金はいいよって伝えました。ただし次の被害者が出ないように、犬をつなぐか、放し飼いにするなら外に出ないように塀を作るかどっちかしてほしいと伝えたところ、塀が出来て犬はもう一つの家に移動しました。

実は、そこの飼い犬は何度か近所の人を噛んでいたみたいなので、それだけで快挙だと思ってる。
カンボジア人が使う「犬が離れる『魔法の音』」
現地の人が犬に対して使う『魔法の音』があります。
ちょっと文字では表現しづらいですが、『え”っ』っていう音です。低めの声でお腹から『え”っ』っていう音を出します。その音を出すと、追いかけてこなくなる犬もいます。※犬によります。
その日からの私の心得は以下の通りです。
- 可愛いなと思っても触らない。
※狂犬病の注射を打っている犬や猫も増えてきましたが、まだ注射してない子達や野良もいるので注意。 - 追いかけてきたら、『え”っ』ていう音を出す
- 万が一噛まれたら大量の水で洗い流してすぐ病院へ
カンボジアで犬に遭遇したときは無理に刺激せず、万が一噛まれてしまったら焦らず水洗いを徹底してすぐに病院へ!

